許認可があっても要注意?消費者金融の許認可の仕組みを知るメリット

許認可があっても要注意?消費者金融の許認可の仕組みを知るメリット

許可や認可は必要ない?

実は消費者金融業者を営むのに許可や認可は必要ありません。特に公共の機関から許可や認可を受けることなく営業を始めることは、手元に資金さえあれば可能です。しかし、許可や認可が必要でなくてもその消費者金融企業を登録することが必要です。それでも登録自体はそれほど大変なものではなく、考え方によっては誰でも簡単に貸金業を営むことが可能です。

審査のある登録で営業できる

もし仮にこの登録を行わずに金融業を営んでいれば、もちろん無登録業者と言うことで違法な業者となります。しかしその罰則は引き上げられているものの、それほど大きな効果があるとは言い切れません。登録を行わずに営業を行うことあ不可能と言うことはなく、仮に無登録でも本当にお金が必要でどこからも借りることができないような人であれば、ついつい頼ってしまう可能性もあるという現実は全く変わっていないのです。

条件に合っていれば登録は簡単!

実際の登録に関しても、反社会勢力が関わっていないかなどを確認することは登録審査として行うようになりましたが、それらのいくつかの条件をクリアすることさえできていれば、その業者は登録されてしまいます。登録そのものもそれほど難しいものではありません。結局のところ健全な経営を行う気のないヤミ金業者が、登録をしてあたかも真っ当な事業者であるかのように事業を行っていくことも決して難しいことではないのです。

登録業者かどうかはそれほど重要ではない

結局、お金を借りる段階でその業者が登録業者であるかどうかを確認してもそれほど効果は無いということになります。もちろん登録番号が本当に登録されているものなのかを確認する程度は可能でしょう。しかしそこで本当に登録されているのであれば、それ以上その業者が悪徳業者かそうでないかの確認はできません。借りてみて初めて分かると言うことになります。

中小で無名であれば必ずリスクはある

最終的に良い業者か、悪い業者かを確認する方法が無いということを考えれば、結局は中小の金融業者を利用する場合には常にリスクがあると考えることもできるでしょう。場合によっては無登録で営業していても、利用者にとっては非常にありがたい営業を行っている業者もあるかもしれません。いくら利息が高くても確実に借りれればいい利用者も世の中には存在するでしょう。

無登録業者でもニーズに合った業者もある

違法な業者を率先して利用する必要はありませんが、大手の消費者金融業者よりも中小の業者が使いやすいと感じる人もいるかもしれません。利用の環境によってその人が使いやすいかどうかには差があります。大切なのは悪質な業者につかまらないようにすることです。登録されていても悪徳な貸金業者と言うのは存在します。やはり安全に借りるなら大手ということになるのではないでしょうか。

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